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ラティスフェンスの問題点を考えてみる

ラティスフェンスの種類耐久性と問題点ラティスフェンスの基礎
ラティスフェンスに使っている木は薄いものが多いです。
耐久性と問題点と問題点を洗い出してみます。

耐久性が高いラティスフェンスを選ぼう

ルーバーの厚みを確かめよう

安いラティスフェンスはルーバーの木が薄いです。
一方高いものは、木が分厚いです。
うちの庭に使ってるものは、分厚いほうが10mm、薄いものが6mmでした。
DIY後だいぶ経過しているので、ある程度木痩せしてるかもしれませんが。

材質や防腐剤の注入が行われているかを確認しよう

我が家のエクステリアの中で一番耐久性が低かったのは、意外なことにWRC(ウエスタンレッドシダー)材のものでした。
そして次が、材質不明の格安フェンス。コイツはとにかく塗料のハゲが早い。
一番耐久性が高く、褪色もしないのは防腐剤注入の自分で着色したものです。
これらは設置場所など、環境によって変わるかもしれません。

ラティスフェンスの劣化

で、実際問題どの程度劣化するのかというと…。


塗装された格安のものを購入して7年経過したもの。
腐ってはないけど、ズルズル。
材質は不明。

無塗装のものを購入して自分で塗装。15年経過。以来再塗装してない。最近、苔が気になっている。
材料は防腐剤を注入したSPF材。

施工後わずか2年。水が当たる部分が大きいからか塗料が悪いからか、劣化が激しい。
材質は不明。

ラティスフェンスはどこから劣化するのか

一番劣化が早いのは下の方

雨が跳ね返って、汚れて劣化していきます。
特に植物を植えてあったりするとジメジメするので、根本的に木製品の環境に好ましくないです。
右写真は、15年ほど前にDIYで作ったラティスフェンスです。下の方にいろいろ植物を植えてありますが、よい子のみなさんはこんなことはやめましょう。
何もしなくても枠付きラティスの下の方は雨が溜まって腐りやすいです。

枠の上の部分

雨があたって流れていかない枠の上も劣化しやすいです。
すぐに腐ってしまうということはないかもしれませんが、塗装が剥げやすいです。
ちなみに右写真はDIY後10年ぐらいした上の部分です。
SPF材を使ったということに根本的な問題があるのですが、とても残念なことになっています。
近々直そうと思いながらはや数年が経過しています。
枠上の部分

長持ちさせるには…

結局上と逆のことをすればいいのです。

地面から少し高いところに設置する

これだけで耐久性が全然変わってきます。
ブロックやレンガの上に設置できるならば、耐久性は向上すると思います。

ラティスにクレマチスを絡めた事例

植物を絡めない

せっかくだから植物を絡めたいですよね。
つるバラとかをラティスに絡めると、とってもおしゃれ系エクステリアになる。
でもそれをやってしまうと耐久性が落ちるし、再塗装も難しい。
とっても悩ましい。
ラティスに植物を絡めてるのは時々見かけるけど、みんなどうやってメンテしてるんだろう。
切り戻し時に再塗装するのかな?
ラティスにクレマチスを絡めた事例

樹脂フェンス(擬木フェンス)を使えば長持ちする

合成樹脂でできた擬木ラティスを使えば、耐久性は飛躍的に向上します。
デザインも侮れないです。
かつての擬木は、いかにもプラスチック製という感じがしましたが、最近のものは、近くで見てもわからないです。
というか、触って質感を確かめてみないと木なのか合成樹脂製なのか、区別がつきません。
木粉入り合成樹脂ラティスフェンス

どこで擬木ラティスフェンスを手に入れるか

知る限りでは、ホームセンターに売っているのを見かけたことがありません。
ネットで買うのが一番手っ取り早いです。
楽天なら、三協立山アルミの木粉入り合成樹脂ラティスフェンスは定価の7割で購入できます。

建材店の場合、大口顧客と一般人では値引き率が異なるので、注意が必要です。
楽天でも木粉入り合成樹脂ラティスフェンスを売ってるのを見かけたことがあります。

DIYでフェンスといえば真っ先に思い浮かぶのがラティスフェンス

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ガーデンDIYのノウハウ

ページ作ってる人

ガーデニング好きで庭づくりにすっかりハマっています。

ガーデニングが大好き☆彡

庭づくりのためなら重いものも平気で持つし、マルノコもインパクトドライも使うけど、バナナとハチが苦手です。