DIY的レンガ敷きの構造
断面をどんなふうにするか。DIY初心者が一番頭を悩ませるところだと思います。
車が通るとこでなければ、それほど気を使わなくてもいいんジャマイカと思ってます。
レンガ舗装の基礎構造
どの程度頑丈にすればいいかという問題です。
下の図のうち左側が国土交通省標準です。これが一番安全で確実です。
でも別に庭のDIYだから国の言うことを聞く必要もないです。
右側が、コンクリートを使わないケースです。これで作業がだいぶ減ると思います。
例えば、幅1メートル・長さ10メートルのアプローチを作るとして、
国土交通省推奨の設計だと必要なコンクリートは、
1×10×0.1=1m3 重さで言うと、1×2.3=2.3トン
DIYでやるのはしんどいです。
DIY流・舗装構造
砕石は半分に減らします。モルタルもやめて、砂にします。
これなら飽きた場合や、レンガを他の場所に転用したくなった場合に助かります。
レンガは、モルタルと付着すると簡単に剥がすことができません。
例えば沈んできている場所があっても剥がして直すことができません。
なので我が家のガーデニングではレンガをアプローチとして利用する場合、ほとんどモルタルを利用しません。
おかげで庭のリフォームの時に助かりました。
というか、我が家ではそもそも砕石すら省略してます。
どうしてもモルタルを使わざるをえないところ
できるだけモルタルは使いたくないのですが、端っこだけは何らかの形でモルタルで固めたほうがいいです。じゃないと、レンガがコケます。
端部の処理
場合によってはレンガを切らなければならない場合が出てくるかもしれません。
そういう時は、そういうときはグラインダーを利用してレンガを切るしかないです。
ホームセンターのウェブサイトで、
『レンガタガネを使えばきれいに割れる』
と書いてありますが、きれいに割れません。実証済みです。
グラインダーで切りましょう。グラインダーなら斜め切りもできます。
とは言ってもグラインダーも、レンガを切るほどじゅうぶんな深さがないので、
最終的には、レンガタガネかバールで割ることになります。
でも、ディスクグラインダーで切りきれないところは、どうしても凹凸が出てしまう。
これがレンガ敷きの際に意外と問題になったりするのだけれども、今のところ、これといっていい対策は見つかっていない。
車が通るなら
駐車場などに利用するならば、最低でもコンクリートを敷いたほうがいいと思います。
じゃないとせっかくのレンガ敷きがグダグダになります。
上の写真は、うちの近所の人がDIYでレンガ敷きしたモノです。本人には言えませんが、グダグダです。
他にも某ご近所さんが、頑張って駐車場におしゃれなレンガを敷いてましたが、結局グダグダになってました。
アプローチの幅
テラスではなく、アプローチをDIYで作る時の話です。
人が歩くには最低でも幅1メートル程度あったほうが歩きやすいと思います。
特にフロントヤードはお客さんも来たりするので。
バックヤードに関しては、特に気にすることはないと思います。
我が家でももっとも狭いところは幅60cm程度です。
60cmに満足しているわけではないのですが、幅が狭いほうが落ち着いた庭に見えると思って狭い幅にしました。
というのは言い訳で、幅を広くするとたくさんレンガを敷かなければいけなかった、
ただそれが面倒だっただけ、
です。