DIYで駐車場を舗装するのに必要な材料
基礎的なことはコンクリートの作り方に書いたけど、DIYでイチイチ練っていては無理なので、ミキサー車を頼むことになる。
基本的なこと・必要な材料
基礎的な数値はこんな感じ
コンクリートの比重:2.3
砕石の比重:1.7
一般的な駐車場の面積:2.5メートル×5メートル
必要量の計算
コンクリートの必要量
2.5×5×0.1=1.25m3 1.25×2.3=2.875kg だいたい2.9トン
砕石の必要量
2.5×5×0.1=1.25m3 1.25×1.7=2.125kg だいたい2.2トン
ワイヤーメッシュ(溶接金網)
溶接金網は鉄筋とは違います。コンクリート舗装のヒビが入らないようにするためのものです。
その他
型枠
型枠なしに舗装はできないです。
駐車場に限らず小さな場所でも、型枠は必ず必要です。
この型枠のDIYが結構面倒だったりする。
こちらのページの型枠のDIYはあんまり参考にならないので、プロが駐車場舗装のために作った下の写真を参考にしてください。
目地板
目地は3メートル間隔ぐらいで入れます。
目地を入れないと、コンクリートのひび割れの原因となります。
ようは分断できれば何でもいいので、杉板なんかがよく使われます。
面木
隅をちょっと面取りするものです。あってもなくてもいいけどコンクリートが欠けないようにプロは使ってます。
準備の写真
型枠が結構大変。
「型枠大工」って職業があるぐらいだから、時間や技術が必要だということは容易に想像できる。
実践
DIYでやるにせよ、ミキサー車と、ダンプトラックを呼んで、プロの方の協力をお願いしなくてはならない。
左の写真は、プロが駐車場を舗装してる途中。
DIYではなくプロの人たちがやってる写真。
車3台分なので、必要量は上の3倍だけど、だいたいこんな感じの規模になる。
どうみてもかなり大変な作業。
それでもDIYでやるなら
ここからはこれまでの経験で得たこと、左官屋が言ってたことをまとめます。
- ワイヤーメッシュは砕石の下に置くのではなく、コンクリートの中間辺りに入るようにあらかじめ敷いておく。
- とにかくスピード。モタモタしてると固まる。
- ひと通り敷いたら、コテ仕上げ。
- コテ仕上げは、コテでコンクリートを叩く。すると水が出てくる。
- その水を利用して、滑らかな平面を作る。